2007年05月25日

PCでいつでもどこでも学習

アルクは18日、関西の名門校として名高い私立灘高等学校に、同社のeラーニングシステム「アルクネットアカデミー2」が本年4月から1、2学年の授業の一部に導入されたことを発表した。コースは英語のリスニング、リーディング力を養成する「スーパースタンダードコース」だ。

 「アルクネットアカデミー2」の導入状況は、前作と合わせると、1988年のサービス開始以来、全国315の教育機関や一般企業に採用、特に国立大学では約75%に導入されている。また、高等学校に関しては、2002年より導入を開始し、中高一貫校を含めた26校が導入済みだ。

 「アルクネットアカデミー」は、アルクと日立ソフトウェアエンジニアリングが共同開発したeラーニング・システム。'06年7月に発売となり、前作の特徴である最新鋭CALL(Computer Assisted Language Learning)環境にも対応した、いつでもどこからでも端末のPCで学習できるWBT(Web-Based Training)システムが特徴の1つだ。

 「2」では、それを引き継いだうえで、LMS(Learning Management System)設計からコンテンツまでを大幅に刷新し、LAN環境でも利用できるようにしたネットワーク型の学習システムとなっている。

 学内・社内のサーバに学習教材を置き、ネットワークを通じて学習者に教材を提供。学習者は各PCを利用して、ブラウザで学習をできるというわけだ。そのほか、授業利用も想定した管理機能が充実させてあったり、学力低下対策のリメディアル教材や新TOEICテストへの対応など、幅広いコースをラインアップ。さまざまなレベルや学習への対応を可能としている。

新TOEIC

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