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2007年05月28日

コロコロコミック

コロコロコミックは、1977年4月に小学館から創刊された、小学生向けの月刊漫画雑誌。小学生に根強い人気がありファミコン・ドッジボール・ポケモン・ミニ四駆・ビーダマン・ベイブレード・デュエルマスターズなどさまざまなブームや社会現象を巻き起こしている。
創刊当初は3ヶ月に一回の刊行。4号(1978年1月号)より隔月刊(奇数月)。12号(1979年4月号)より月刊。現在は毎月15日頃発売。通称「コロコロ」。別冊との区別のため誌内では「月コロ」と書かれている場合もある。

マスコットキャラは初代が「コロちゃん」という名称で、頭に毛が3本、白く丸い身体に目と口、手足が生えているというキャラクターであった。2代目は1981年4月号以降「コロドラゴン」となり現在に至っている。「コロドラゴン」の名は読者からの公募によって名前が決まった。但し、表紙にしか出てこないため、ほとんどの読者が名前を知らない状態である。

ドラえもんをはじめ藤子不二雄作品を掲載したり、ゲームメーカーや玩具メーカーとタイアップした漫画を連載し、ポケモン、マリオ、ミニ四駆、ビーダマン、ベイブレード、ゾイド、トレジャーガウストなどのブームを巻き起こした。甲虫王者ムシキングも扱われているが、これは本誌よりも小学館の学習雑誌やてれびくんの方が扱いが大きい。

掲載作のアニメ化も多く、80年代は藤子作品や『おぼっちゃまくん』などがテレビ朝日系列で放映された。近年は子供が見られる時間帯のTVアニメ枠の減少もあり、アニメ色の強いテレビ東京系でのアニメ化が多い。例外は1999年連載、毎日放送製作のTBS系列でアニメ化された機獣新世紀・ZOIDSくらいである。アニメもタイアップで漫画を連載することが多いが、近年は漫画のほうは人気面などで不発に終わると言う不本意な結果となる場合が多い。

系列誌には隔月刊の「別冊コロコロコミック」、対象年齢を低めに設定した弟分的な「コロコロイチバン!」もあり、この3種類の雑誌で連載してる漫画もある。また、かつては季節ごとの増刊号や、対象年齢を若干高めに設定した「ハイパーコロコロ」、「コミックGOTTA」を出していたこともあった。ライバル誌としては「コミックボンボン」、「プレコミックブンブン」が挙げられる。

以前から下ネタギャグが多いことで有名で、PTAからは常にクレームが付いている。特に、おぼっちゃまくんの連載時には男性器の露出や、能動的な排泄で笑いを取る下ネタに対して多大な批判を浴びた。また、過去には猟奇的描写や差別用語、いわゆるホモネタなどを含んだ作品もあったが、90年代後半には出版業界全体で自主規制が行われるようになりほとんどなくなった。

また対象年齢ゆえに幼稚な雑誌というイメージがあるため、他の雑誌で連載されている漫画作品が幼稚な内容だと感じた際に一部の読者はその漫画、作者に対して「コロコロの方がお似合い」「コロコロに行け」「コロコロの漫画家大好き」等と言う事もある(もっともコロコロコミックの漫画は子供向けではあるが必ずしも幼稚であるとは言えない。幼稚と子供向けは大きく違うのが現実である)。

近年では過去に連載されていた作品がネット上で紹介されることが多く、その影響を受けてサブカルチャー系の出版社から「完全版」などと称した単行本が出版されることが多い。

2007年5月号で創刊30周年となった。それを記念して1977~1996年に連載されていた漫画の一部を掲載した「熱血!!コロコロ伝説」が2007年5月25日から10号に分けて発売される予定。対象年齢は「大人向け」としている。出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』

コロコロコミック  


Posted by merry at 09:03Comments(0)